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中学受験の時事問題

今年の中学受験の時事問題も、本庶佑氏のノーベル賞受賞など、様々な分野からの出題がありました。
その中でも注目した時事問題は、愛知中学の理科で出題された迷走台風こと台風12号の問題です。
昨年の台風12号は、観測史上稀にみる迷走台風として注目され、時事問題としても出題率の高いものと予測できました。
問題はその出題方法で、12号という名称を答えさせるのか、進行経路を選択問題として答えさせるのかが一般的です。
しかし、愛知中学の出題形式は、問題文から進路を読み取り、受験生が解答欄の地図に進行経路を記入するという形でした。
時事問題としては進路を知っておかなければなりませんが、説明文を正確に読み取る能力があれば、
台風12号を知らなくても解答できることになります。
文章を正確に読み取り、科学的思考で正しい進路判断し、地図上に表現するという総合的な能力を必要とする、
昨今の入試傾向に沿ったとても良い問題だと思いました。

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