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時差の計算は社会?理科?
小6社会の授業より
社会科のテキストも終わりに近づき、今日は「世界のすがた」について授業しました。
六大陸・三大洋から始まり、環境問題、地図の種類や世界各国の面積など、南山女子中・滝中を受験するなら必須の分野です。
時差の計算方法を解説したところ、「理科でも習った」という話になりました。
社会の時差と理科の時差、違いはあるのでしょうか。
同じ「時差」という単元でも、社会では緯度や経度の説明から入り、
経度の差と日付変更線との位置関係から時差を算出します。
それに対して理科では、時差を求めるところまでは同じなのですが、
そこに太陽の動きを加えて、南中時刻の計算に発展していきます。
違う教科でも同じ単元を扱い、
同じ単元でも教科によって目的が違うのです。
また、「環境問題について」は、理科も社会も
何が原因か、どんな影響があるか、現在どんな対策がとられているか・・・
といったように進みますが、
社会では、そこからさらに環境に関する会議や条約などを覚えなければなりません。
この様に、同じ単元でも様々な視点から解説できるよう、教科間で絶えず連携を取り合って授業に取り組んでいます。